Xperia Z Ultraを手に入れてからすっかり放ったらかしていたGALAXY Tab 7.0 Plus(SC-02D)。
3年以上前にドコモから発売されたFOMAタブレットだ。
この端末にカスタムROM、Android 5.0(Lollipop)ベースのCyanogenmod、CM12を入れられるのを知ったのはしばらく前のこと。
で、年明けからAndroid 4.4(KitKat)ベースのCM11やAndroid 5.0(Lollipop)ベースのCM12をインストールしで試用してみたが、すぐに試用をやめてしまっていた。
たとえばGoogle Chromeがまともに動かない。
画面が乱れてしまって記事を読むことができないのだ。
代わりにFirefoxを入れてみたがこれがまた常用するには厳しいレベル。
ページの切り替わりが遅いし、10分ほど使っているといきなりアプリが落ちてしまう。
もちろん、これらの不具合はChromeやFirefoxのせいではない。
ISW11Mの場合と同様、ドライバーが古いからだろう。
凄腕のハッカーでもソースがなければ開発は著しく困難なのだ。
ところが、こないだ公開されたAndroid 5.1(Lollipop)ベースのCM12.1では状況が違う。
Google Chromeがさくさく動く。
これなら使えそうだ。
ただし、アプリの切り替えなどAndroidの各種操作はやっぱりもっさりなのでバリバリ使い倒すのには向いていない。
最後にSC-02DにCyanogenmodを入れるときの注意事項を。
Cyanogenmodは、TWRPというカスタムリカバリツールからインストールする。
このため、まずTWRPをSC-02Dにインストールする必要がある。
ドコモ謹製のファームウェアのroot化は不要。
かわりにTWRPのインストールにはPCが必要。
PCにodinというファームウェア書き換えツールとドライバーを入れる必要がある。
どちらも適当にググれば出てくる。
サムソンのKiesというツールを入れてもドライバーがインストールされるが、Kiesはなにせクソなので敢えてオススメしない。
TWRPをSC-02Dにインストールする方法はググればいくつもヒットするのでそちらを。
CM12、CM12.1をインストールするためには、TWRPのバージョンは2.8.2.1以上である必要がある。
TWRPのインストールイメージは、xdaのスレッドからダウンロードできる。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2538507
CM12.1のGALAXY Tab 7.0 Plus用のファームウェアもxdaのスレッドからリンクをたどってダウンロードできる。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2957421
SC-02Dの海外版の型番がGT-P6200なので、ファイル名にP6200が入っているものをダウンロードすべし。
ちなみに現在オレサマが使っているのは"cm-12.1-20150419-UNOFFICIAL-p6200.zip"である。
Google Play等の各種GoogleアプリもTWRPから入れておく必要がある。
これもxdaのスレッドから。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2997368
Lollipop用をダウンロードすること。
TWRPからのインストールに失敗する場合もあるが、違うバージョンを試してみればよいかも。
ちなみに現在オレサマが使っているのは"gapps-510-base-20150422-2-signed.zip"である。
CM12.1をインストールしたあと、初回のみ起動に時間がかかる。
10分位かかるかも知れないが慌てず待つこと。
あと、デフォルトでは画面がやたらと暗い。
見にくい画面を凝視して、初期設定する必要がある。
初期設定後、画面設定で明るさの自動調節をオフにすればよい。
CM11では中華フォントだったが、CM12やCM12.1はちゃんと日本語フォントなのでフォントの入れ替え作業は不要。
こういうカスタムROMを入れるのってワクワクするが、最近どうも億劫でもある。
トシだねぇ。
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