在宅勤務で明かされたADSLの真の力とは

我が家の固定ネット回線は未だにADSL回線である。

その速度は、実測で下り15Mbps、上り0.8Mbps。

ADSLとしてはかなり優秀だが、巷では10Gbpsの光回線のサービスが次々と始まっている。

そんな光ファイバー回線と比べるとまさに桁違いの遅さ。

しかしADSLでもネットサーフィン(表現が古い)やYouTubeやAmazon Video、Huluなんかの動画配信サービスを受けるにはなんの問題もなかった。

 

そこで、在宅勤務である。

新型コロナウイルスが全国に感染を広げたことに対応するため、政府が緊急事態宣言を出した。

これを受けて会社から在宅勤務の指示があったのだ。

ADSLで在宅勤務なんかできるのだろうか。

動画の視聴と比べると在宅勤務で使用する帯域なんて大したことはない、ハズ。

だが、下りは問題ないとしても上り0.8Mbpsというのがどうなのか。

 

結論からいうと、これまでのところ在宅勤務において、ADSLの帯域の狭さに起因するトラブルは発生していない。

ラッキーだったのは、オンライン会議やチャットが音声のみだったことだ。

みんな恥ずかしがり屋さんかよ。

 

ただ、急な在宅勤務ということもあって、いろいろな要因からのトラブルは発生している。

電子レンジでWi-Fiが切れたとか。

会社のシステムとの通信が遅いとか、そもそもつながらないとか。

社員の大多数が在宅勤務するというケースを社内システムが想定していないんだから仕方ない。

 

ところがである。

なぜかADSLな我が家の回線からはほぼ問題なくつながるし、何とか業務をこなすことができるのである。

これがDSLer(デスラー)の真の力なのか、はたまた我が身に宿る隠された能力の発現か。

・・こんな微妙な力はいらないな。

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